ハードディスクとは

パソコンは複数の部品が集まって初めて機能するものであり、その部品の種類は多岐にわたります。ですが、パソコンの中でも特に重要な部品の一つとされるのが「ハードディスク」と呼ばれるものです。ハードディスクは正式名称を「ハードディスクドライブ」と言い、HDDと略して書かれることもあります。

ではハードディスクとは何なのかというと、これはパソコンの中でも「情報を記録する」という役割を担う部品です。
外見は長方形の小さな箱のような形状をしていますが、内部にはCDのような形状をした円盤が入っており、これに対して磁気信号を書き込むことで情報を記録しています。円盤自体がアルミニウムやガラスなどの硬質素材で作られていることがハードディスクの元々の由来ですが、現在流通しているハードディスクはCDやDVDとは比較にならないほどの記憶容量を有しています。

例えば専門店での売れ行きが良いモデルとしては2TBという容量を持つものがありますが、この2TBとは2048GB、MBにすれば209万7152MBになります。
これは単純計算でDVD約435枚分、CDにすれば約3270枚分の容量ですから、その記憶容量の大きさは並はずれていると言ってよいでしょう。店頭などでパソコンの説明文にHDDという項目があったのであれば、数字が多ければ多いほど多くのデータを保存できるということになりますから、パソコン購入の際にはチェックしましょう。